カーペンター
そ、題名はだじゃれです(笑)
さて、第九の話。
日本では第九は年末の風物詩みたいですが、欧米では違うのですよ~
もっと厳かで、祝祭とかのイメージと一緒に演奏されることが多いです。
皆さんが知ってる第九ですが、全楽章を聞いたことは有りますか?
無ければ、是非、聞いてみてください。
長い曲なので飽きてしまうかもしれませんが、そんな方に少し予備知識を。
まず、現行のCDというメディアは第九の長さを元に決められたのを知ってますか?
昔、カラヤンと言う偉大な指揮者がいて、その方がソニーとかフィリップスというメーカーと仲がよかったのですが、CDという、次世代規格を定める時にカラヤンが一言「第九が一枚の板に入らなければだめだ!」と。
それで、CDの最大録音分数が決められました。
もうちょっと音楽的なところでは、第九の1~3楽章と4楽章の一部はベートーベンが否定的な音楽を表しています。
音楽的には4楽章の冒頭に1~3楽章のワンフレーズが聞こえてきて、それを打ち消して行きます。
なので、ソリストの初めての歌い出しは「このような調べではなくもっと喜びにみちた~」となっています。
非常に構造的にもしっかりした曲なのです。
さて、バーンスタインがいじった部分。
それは皆さんが知っている合唱の歌詞で有名な
「フロイデ!」これはドイツ語で「喜び、楽しみ」を表しますが、彼はこれを敢えて「フライハイト!」に変えました。
意味は「自由」です。
つまり、ベルリンの壁が崩壊され、そして、東西ドイツの面々で構成されるオーケストラ、そして合唱には子供達も加わり…
想像するだけでも身震いのするようなコンサートですよね。
あの歴史的な瞬間を目にした我々に向けて、バーンスタインが投げかけた音楽。そこには彼自身がユダヤ系アメリカ人として苦労してきた道のりなども重ねて表現したかったのだと思います。
非常に愛情に満ちあふれ、そして人を愛することを本当に生き甲斐として生きたバーンスタイン。
こんな指揮者はなかなか出てこないでしょうね。
さて、次回は、バーンスタインと少し重ね合わせて
少しエロ方向へ(笑)
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